以前にも記事に書きました、外国人技能実習生の受け入れについて、ネットに気になる記事があったので少し見てみました。
介護・保育の業界の業界では平均賃金は非常に低く、手取り額では一般的に生活をしていくことは困難な状態。また、介護負担による腰痛の悪化や夜勤による体調を調整することが困難な状況、多数のこどもをぎりぎりの人数で見て、こどもの遊び道具は壊れたまま新たな物も支給されないなど、現場の悲鳴は明確です。
そんな状況ですから当然、働き手はいませんよね、、、この人材難な状況を打破するために政府が打ち出したのが、技能実習生を受け入れ、働き手を増やすという方法。しかし、技能実習はあくまで技術を学ぶための物。仲介業者によっては実習生に多額の借金を負わせる組織もある。また、業務に必要な日本語と技術を取得しなければならないなど、非常にハードルが高いのが現状です。４月に６万人の外国人を介護分野で受け入れるという算段ですが、高齢化社会の現在、５年後には３０万人近く労働者が不足する計算になると、、、６万人で足りないじゃん？
ならどこから人を集めるか、、、高齢者と女性です。ここで一億総活躍か？という内容ですが、、、少子化が進む中で、子育て支援も充実せず、消費増税、健康保険料の引き上げ、介護保険料の引き上げ、なのに診療報酬も介護報酬も引き下げなどなど、、、根本的な問題が何も解決されていない、、、
技能実習生の受け入れ自体は良いと思います。日本で学んだ技術を自国でも広めたいなど、いろいろな理由はあれにしろ、、、でも、政府の対応は技能実習制度の悪用でしかないのではないか？と思わざるを得ない状況。疲弊した現場で、スムーズな指導は尚
難しい、、、
介護・保育の分野では、一般職より平均１０万円ほど総支給額が低いという調査もあります。そんな低賃金で労働者を増やすことは困難です。みんな、生活をするために働いてるんです。働くために生きているのではありません。
国民一人ひとりが政治に興味を持ち、自分の生活に興味を持つことが必要ではないか、、、と思うわけです。
兵庫労連の中の人の気になるニュースコーナーでした。
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