兵庫労連

兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)は「働きがいのある、人間らしい仕事(ディーセントワーク)」の確立、地域経済・雇用・社会保障を守るための活動をしています。〒650-0023 神戸市中央区栄町通3丁目6-7 大栄ビル10F  TEL 078-335-3770 FAX 078-335-3830 rorenhyogo@shinsai.or.jp   “ひとりじゃない”相談するという選択 フリーダイヤル 0120-378-060 相談無料・秘密厳守 月~金12時~18時(土日祝日をのぞく)

立てよ青年!強い絆で団結!!

全労連青年部 第32回 定期大会を開催!!

 9月28日(土)~29日(日)、東京は全労連会館で青年部の定期大会が開催されました。

兵庫労連は青年実行委員会という青年部再建に向けた団体として特別代議員になるらしく、それで参加してきました。

 8単産18地方から代表が集まり、傍聴等を含め60名以上の青年が集まりました。一日目は最低賃金学習として、静岡県立大学短期大学部の中澤 秀和さんを講師に迎えて話しを聞いてきました。最低生計費試算調査のデータが保有率や消費量、合意形成会議を行ってリアルな実態から乖離しない物にされていることも非常に分かりやすく説明されており、分かりやすかったです。そういった調査を踏まえて出された結果はどこでも1,500円必要であること。一昔前は最低賃金なんて労働者にはほぼほぼ関係ない賃金として扱われていたが、現在の日本では生活していくために必要な賃金としての扱いになっていること。正規だから、月給制だからといっても必ずしも関係ないわけではないこと。最低賃金があり、賃金水準が上がらなければ民間正規で雇用されている人の給料も上がらないし、公務の給料も上がらない。逆を言えば最低賃金が引き上がればみんなの給料が上がっていきます。

 実際に面白いのが、兵庫県内のアルバイト時給等を見ていても、大企業は最低賃金ぎりぎりなのに中小企業は1,000円近くの賃金を出している(諸々と理由はありますが)といった情報が多くあります。もちろん中小企業を支援するための訴えもしていれば制度だってあります。本当に最賃の引き上げは不可能なのか?全国一律は不可能なのか?改めて考える機会となりました。

 学習会のあとに大阪と愛媛、愛知、兵庫から各地の活動について報告を行いました。最低賃金が一番大きく関わるのは正規でも非正規でも、結局は青年です。どこの会社の賃金体系も新入社員が一番低い賃金体系で働いているわけで、だからこそ最低賃金が大きく関わってくるわけです。青年が活動の中心に来るべきなのだと思いました。

 夕食はみんなで交流会でスペインバル?に行きました!なかなか面白くて、アルコールは自分たちで作る制度でした。お酒を飲みながら、いろんな地方や単産の仲間とたくさん交流してきました。青年の活力はどこから生まれてくるのか?本当に、みんな真剣に働き方をよくしたいという気持ちで全力で頑張っています。どこにも差はなく、単産・地方参加者みんなが同じ思いで頑張っていて、団結力は本当に強いなぁと思います。

 二日目は議案書に沿って多くの青年が発言をしました。各単産・地方の取り組みなども知ることができ、見習わなければいけないなぁと感じることも沢山ありました。名残惜しくはありましたが、最後はみんなで団結ガンバローをして集合写真をとりました。

 最後ではありますが、今大会のスローガンを書いておきます。

    声をあげなきゃもったいない!青年が声をあげれば変えられる!

   今こそ憲法を生かして、将来に希望をもち、安心して働ける社会に!

~多くの仲間を迎えて最低賃金大幅引き上げ、全国一律最賃制度を実現しよう~

次年度も青年の活動を拡げていこう!!

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