兵庫労連

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辺野古新基地反対の声が形に!

 安保破棄実行委員会の活動に全国が賛同し、全国紙ち地方紙数社の新聞に意見広告を載せることが、今月初旬に実現しました。以前にも、新基地建設についてどう考えても実現不可能な壁があることを記事にしましたが、全国での活動もどんどん強くなっています。特に軟弱地盤の問題はどうやっても解決ができない物です。そんな地盤の上に基地を建設しても、いずれは海に沈むか基地が崩壊する結果も見えるじゃないですか。その責任は誰がとるのか?基地建設費用すら日本が全て負担している現状です。日本は誰の国ですか?米国のために日本はあるのでしょうか?

 つい先日起きた沖縄の米兵と女性の死体が発見された事件について、玉城デニー知事が抗議を行ったこともあり、その事件が在沖米軍の外泊等の規制が緩和された直後ということもあり注目が集まっています。なぜ普天間の基地を返還するのか?それは、もちろん爆音や自然への影響等もあるのは間違いありませんが、そもそもの訴えの始まりは、1995年(平成7年)9月4日に沖縄県に駐留するアメリ海兵隊員2名とアメリカ海軍軍人1名の計3名が、12歳の女子小学生を拉致した上、集団強姦した強姦致傷および逮捕監禁事件です。それ以降にも、嘉手納幼女強姦殺人事件、沖縄うるま市強姦殺人事件などの事件が起きていることは事実です。

 第二次世界大戦においても多大な被害を受け、植民地として米国の占領下にあったことも含め、なぜ沖縄の人だけが負担を強いられるのか。本土が沖縄をしっかり日本として自覚し国民全体で考えなければいけない問題ではないでしょうか。そんなに米軍基地が必要なのであれば、本土に作ってはどうか。自分たちの生活が脅かされるのはイヤ。だから沖縄にあるものはそのままにしておけば良い。そんな考えではいけない。

 話は変わりますが、米国依存状態の現安倍政権により、本土にも影響が出ていることは触れておきたい。オスプレイが本土上空を飛行している現実について、みなさんはどう考えますか?そんな事実は認めないと目を瞑りますか?兵庫県の氷ノ山上空にオスプレイの飛行が確認され、伊丹空港への緊急着陸も行われた。その間、空港は閉鎖されており、日本人には情報提供もされていない状況が依然として続いています。米軍基地には、日本本土で訓練をするためのルート地図が掲示されていることも明らかになり、その中の一つのコースが今回の氷ノ山での飛行確認です。さらにはF35戦闘機の爆買いの中で起きたF35Aの墜落。日本の自衛隊員がそのまま発見されていない。訓練で亡くなるんです。戦地に派遣されたら一体どれほどの日本人が亡くなられるのか。横浜の基地にもすでにオスプレイは配備されています。

 オスプレイは米国では住民運動で飛行を禁止されています。なぜ、日本は飛んでもいいんでしょうか。F35戦闘機の欠陥だって元々指摘されています。日本が購入する直前、昨年9月には米国でも墜落事故が起きている代物です。

 日本が日本であるためには、政治家ではなく、国民が自覚して行動を起こさなければいけない。これからも活動を粘り強く頑張っていこうと思います。

 

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