兵庫労連

兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)は「働きがいのある、人間らしい仕事(ディーセントワーク)」の確立、地域経済・雇用・社会保障を守るための活動をしています。〒650-0023 神戸市中央区栄町通3丁目6-7 大栄ビル10F  TEL 078-335-3770 FAX 078-335-3830 rorenhyogo@shinsai.or.jp   “ひとりじゃない”相談するという選択 フリーダイヤル 0120-378-060 相談無料・秘密厳守 月~金12時~17時(土日祝日をのぞく)

相変わらず寒いですね

 みなさま、お元気でしょうか?またまた久しぶりの投稿となってしまいました。バタバタしてたり、何を書こうかなぁと悩んでいる間に時間はどんどん過ぎてしまいますね、、、

 さて、そんな本日は2つの記事を書こうと思います。

 1.コロナウイルス怖いなぁ

 2.労働相談ホットラインします

 では、どうぞごゆっくりお楽しみください。

猛威を振るうコロナウイルス(COVID-19)?

 さてさて、年明けから毎日のようにニュースで取り上げられているコロナウイルスですが、こんなに毎日ニュースで流れると、もうこの世の終わりなのではないか?と錯覚しそうなくらいの恐怖を覚えるのではないでしょうか。

 日本では水際対策に失敗し、徐々に日本に拡がってきていますね。政府は「外出を控えるように」と言っていますが、感染経路も全く不明とされている中で、自宅にいたから安全とは言えないでしょう。少なくとも生活必需品や食事のため買い物に出るわけですし、なんなら仕事に行かないわけにもいかない。仕事に行くには公共交通機関を利用するわけですが、どうにも他者との接触は防げないわけです。

 ここで登場するのがマスクです。もう既に多くのドラッグストアで売り切れとなり、大量購入し転売するといった詐欺のようなことまで起きています。マスクってそんなに凄いものか?というと実際のところそれほど優れたものではありません。マスクの本来の目的は咳などで他者に自分の持っている菌・ウイルスを飛ばさないためのもので、本当に防ぐにはN-95マスクといって、医療機関で使用されているようなゴムが非常に強く顔に跡が残るほどのしっかりしたもので覆う必要がありますが、高価なのでそうそう使う人もいませんよね。マスク自体、隙間をなくすこと自体非常に難しいもので、菌・ウイルスはその隙間から入ってくるわけです。

 じゃーどうしようもないのか?というと、これは擦式手指消毒が有効であることはニュースでも言われていますね。本当に感染予防策をとるのであれば、一つ何かをするごとに手洗い・うがい・手指消毒・マスクも一人の人と関わるごとに交換しなければです。たまぁに、マスクをしててちょっとだけあごのところにずらしてとか、外して、また装着するという人もいますが、本来なら口元から外した時点で新しいものと交換する必要があります。

 さて、そんなコロナウイルスですが、世界の重症化から致死に至る率ですが現在の所2.4%と発表されています。また、日本における40歳以下の重症化・致死率は1%未満で、多くの場合は無症候性で自然と抗体を作り倒してしまうという状況です。

 亡くなられている方の多くは、持病があるもしくは高齢化という条件が発表されています。持病や高齢化というのは、免疫力の問題が非常に大きいと言えるのではないでしょうか。免疫力が低下していれば、40歳以下でも重症化・致死に至ると言えると思います。しっかり身体を休めることが重要だとも言えるのではないでしょうか。

 政府の水際対策は全く功を奏すこともなく、船内の感染対策について、とある大学教授からはずさんだというのを動画で説明されたりしていました。また、船内の環境自体にも問題があり、あのような状況下では高齢者は特に疲労が高まり感染・重症化リスクが高くなってしまう。結果、数名の方は医療機関に搬送後に亡くなられたという報道もありました。また、問題ないから(なにが問題なかったのかわかりませんが)下船させ、自宅に帰って数日後に発症し、自治体には詳細な情報が公開されず騒ぎになるなど、問題がたくさん山積みになっています。

 あと、検査を受けてから結果が出るまでに仕事をされる方もいるようですが、それも非常に危険と言えます。検査結果が出るまでは何もしないことが大事だと言えます。が、そうもいきませんよね。政府はコロナの治療について、検査・治療・入院は公費で負担すると言っていますが、休職中の賃金についてはなんら触れられていません。特定感染症として、コロナ陽性の場合は強制的に入院させられますが、その間の仕事、給料については補償はされていないわけです。

 現在の日本の労働者人口の4割、おおよそ半数が非正規(パート・有期雇用・アルバイト・臨時)で働いていますが非正規の方は月給制ではなく時給・日給で働いています。月給であれば休業補償も含めてしっかりと月末には給料が入るでしょう。しかし、非正規の場合、働かなければその分、月の給料が減っていくわけで、それでは生活をしていけませんよね。でも、そんな非正規としての働き方をしている方は4割となっている。なんなら、仕事来れないなら解雇、なんてこともありえると思います。もちろん、コロナウイルスによる強制入院で解雇なんてのは通らないという見解ですが、労働組合に相談するという手段を知らないと、泣き寝入りに追い込まれる可能性も十分あります。周りにそのような方がいたり、自分がそうなった、という場合はすぐに労働組合に相談しましょう。

労働相談ホットラインします。

 コロナウイルスの影響を受けて、というわけではありませんが、3月9日(月)10時~19時に全国一斉労働相談ホットラインをします。まぁ、基本的には毎日労働相談を受け付けているわけですが、ホットラインの時は時間を延長してお待ちしています。

 残業代未支給・有給がとれない・解雇された・酷いハラスメントを受けている・4月からの同一労働同一賃金について知りたい、など、仕事に関する様々な相談や質問にお答えします。

 同一労働同一賃金では、非正規の方の問題ではなく、正社員として働く方にも大きく関わる問題です。会社によっては、労働者(秘密裏に選ばれた労働者代表)に同意を得ることができたので、正社員の基本給や福利厚生を引き下げて非正規に近づける。これにより、非正規との不合理な格差を是正します。といった所も実際にあります。労働者が立ち上がり、知識を得て会社と立ち向かわなければ、正社員も非正規もさらに追い込まれる状況になってしまいます。

 全労連のフリーダイアル 0120-378-060に兵庫県内からおかけ頂くと、当労働相談センターへ繋がります。どんなことでもご相談ください。

おわりに

 さて、ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。

 コロナウイルスについてや、同一労働同一賃金についても、どれもしっかり正しい知識を身につけた上で対処していくことが大切です。ニュースでは毎日いろんな情報が憶測を交えて曖昧なまま飛び交っていますが、、、

★兵庫労連(兵庫県労働組合総連合)
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