兵庫労連

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メーデーを終えて これからの労働者の賃上げに向けた取り組み

5月1日のメーデーは雨の中でした。

その中でも多くの働くもの、市民が集まり、兵庫県内では10か所で開催することができました。

メーデーで行進する参加者

 

これからは、

いまだに春闘妥結に至っていない単組・支部・職場とも連帯し

夏のたたかいに切り替えていきます。

 

兵庫労連では、今年は夏のたたかいとして、2つの柱を立てました。

1つは、最賃の引き上げです。

兵庫では昨年 41円の引き上げで、最賃は1001円になりました。

しかし、物価高騰が続く中で、1001円では普通の暮らしはできません。

政府は、2030年代半ばまでに1500円まで引き上げると言っていますが、

それでは遅すぎます。

昨年を大きく上回る引き上げ額を目指して、3つの取り組みをおこないます。

①兵庫労働局 兵庫最賃審議会あての署名

②最賃審議会傍聴

③労働局前の座り込み行動(7月19日、7月29日)

 

2つ目の柱は

公務労働者の大幅賃上げです。

24春闘での賃上げの勢いを、途切らせないために、人事院勧告は非常に重要です。

公務労働者の賃金引き上げは、民間の医療、介護、保育、さらには教育関係で働く人たち約900万人の労働条件に大きな影響を与えます。

公務労働者の賃上げが、腰折れ状態になると、秋からの年末にかけての民間ボーナスにも勢いがそがれます。

そのために、

人事院あて署名に力を入れて取り組みます。

また、

自治体に対して、職員の労働条件改善についてのキャラバンを計画しています。

皆さんの住む、自治体職員は、皆さんのいのちと健康、財産を守る砦でなければなりません。

そのためにも、地域の声を届ける運動を始めます。