兵庫労連

兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)は「働きがいのある、人間らしい仕事(ディーセントワーク)」の確立、地域経済・雇用・社会保障を守るための活動をしています。〒650-0023 神戸市中央区栄町通3丁目6-7 大栄ビル10F  TEL 078-335-3770 FAX 078-335-3830 rorenhyogo@shinsai.or.jp   “ひとりじゃない”相談するという選択 フリーダイヤル 0120-378-060 相談無料・秘密厳守 月~金12時~17時(土日祝日をのぞく)

戦争の足音

 今日、ツイッターを見ていると、自衛隊の広告ポスターのイラストについて、炎上をしているのを発見したいました。内容的には、アニメキャラクターをポスターイラストとして採用したものの、そのイラストが性的表現を含んでいるとのこと。確かに、、、

 最近、TVでもやっていましたが、自衛隊が学生の子どもがいる一般家庭に電話するには、自治体から各々の家庭の情報を集めて連絡先をもらい、その番号にかけるという過程がある。個人情報保護の観点などを含めて情報提供を拒否する自治体がある反面、情報提供している自治体もあるということ。わたしも学生時代に自衛隊が家に来て話しを聞いた記憶があります。

 街中では最近、自衛官募集のポスターを見かけたり、自衛官が街頭で宣伝行動をしているとのことを良く見ます。戦争法可決により、募集に勢いづいているような印象も受けますね。ここで少し本題に戻ります。

 自衛隊のポスターだけでなく、選挙ポスターや輸血センターのポスターにも見られますが、最近はアニメキャラクターを用いた宣伝が多いように感じます。「自衛隊にアニメキャラクター?」と思う方もおられると思いますが、これが以外と、自衛隊や戦争などをモチーフにしたアニメは特に最近多いように感じます。昔からガンダムなどはありましたけどね(笑)

 

 日本の自衛隊異世界で活躍する話。(ドラゴンや魔物にも勝ちます)

 戦闘機をモチーフにした女の子が戦うアニメ→自衛隊のポスターに採用されてます。

 紛争地で伝令係として命をかけて戦う女の子が主人公の話

 空母や戦艦をモチーフにした女の子が戦うアニメ

 戦争の裏でスパイとして暗躍した人を主人公にしたアニメ

 

 わたし自身がアニメが好きということもありますが、ぱっと思いつくだけでもこれだけのアニメがあります。すべてここ数年以内に放送されたアニメですね。正攻法でダメなら、集客力の強い、また印象に残る方法で宣伝しよう、といった雰囲気が感じ取れます。ただ、どのアニメも決して戦争を肯定している訳ではありません。

 

 みなさんは戦争についてどう思いますか?

 


わたしは率直に「イヤ」です。人の命を奪うのも、自分の命を奪われるのも、、、日本は世界で唯一、原爆が投下された国で、戦争の悲惨さも充分に理解している国であるはずです。勝っても負けても、必ず人が死んでしまう。わたしたちは平和ボケしている訳ではなく、平和な世の中でうまく生きているだけではないでしょうか。

 その平和が今脅かされています。これは他人事ではなく、わたしたちに関わる話です。「戦争したらいいんじゃない?」なんて思っていると、自分が徴兵される。そんな時代がこのままではやってきてしまいます。自分が戦地に行って戦うんです。怖くないですか?

 全国労働組合総連合はこれに断固反対し、戦争法廃止3000万署名に取り組んでいます。街頭でも時々、署名宣伝行動をしている人を見かけるのではないでしょうか?、ぜひみなさんの力をおかしください。署名にご協力お願いします。

 

 今日は長々と長文で失礼いたしました。

 

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あの日のオルガン 上映してます!

 1944年の東京。太平洋戦争末期、20代を中心とした若手保母たちが、国の決定を待たず、日本で初めて園児を連れての集団疎開を敢行した。その「疎開保育園」について、幾多の困難を乗り越え、託されたいのちを守り抜こうとするヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語。53人の子どものいのちを守った保母たち、誰もが自分のことで精一杯だった時代、彼女たちを突き動かしたものとは一体なんだったのか?

 主演:戸田 惠梨香 2019年2月22日から公開されています。

 原作:久保つぎこ「あの日のオルガン 疎開保育園物語」

兵庫県上映会場

・三ノ宮:神戸国際松竹 神戸国際会館11F

・大久保:イオンシネマ明石 イオン明石ショッピングセンター1番街

・尼崎:MOVIXあまがさき キューズモール内

 感動の物語をぜひ、みなさんご覧下さい。

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全国青年春闘交流集会 開催

2月23日(土)~24日(日)に、東京で開催されました。

 当日は全国から60名もの青年が集結し、春闘とはどういうものなのか?を基本的なところから学習してきました。会の中では、各単産の青年から、春闘に関連してどのような活動、学習を行っているかなどの報告がありました。一日目の会が終了後、夕食交流から2次会まで、全国の仲間と情報交換などしながら楽しく交流させていただきました。

 2日目は朝から分科会形式で交流しました。➀組織拡大 ②最賃 ③職場つくりがあり、わたしは➀の組織拡大のブースで学習させていただきました。3つのグループに分かれて各々の組織拡大の方法など情報共有し、後半で新歓ビラの作成をしました。

 企画を通して、全国様々な単産の方と交流しましたが、それぞれに悩むところがあり、大変さを感じているところがあり、非常に勉強になりました。活動が成功し活発に動いているところの意見も聞くと、自分のところでも盛り上げたい、頑張りたいという気持ちも出ますし、たくさんの刺激を受けた企画でした。

 

 さてさて、企画のご報告をさせていただきましたが、24日(日)はみなさん、何の日かご存知ですか?そうですね、TVで注目され、非常に大きな話題となった沖縄県民投票の日でしたね。

 投票結果は、投票資格者総数115万3591票、投票率52.48%、賛成19.10%(11万4933票)、反対72.15%(43万4273票)、どちらでもない8.75%(5万2682票)でした。圧倒的な差で沖縄県民の明確な意思が示されました。この反対票の数は、知事選で玉城デニー知事が獲得した39万6632票を超えています。

 これがどういうことなのか。菅官房長官は、知事選で選ばれたことに対して、辺野古埋め立て反対だけで当選したわけではない、といった内容の発言をしていましたが、今回の県民投票で明確に辺野古埋め立て反対が示されたということです。

 この結果に対して安倍首相は、「投票の結果を真摯(しんし)に受け止め、これからも基地負担軽減に向けて全力で取り組んで参ります」と発言。基地建設は中止しない意思を表明しています。

 現在は、辺野古の軟弱地盤の問題も出てきています。独立行政法人都市再生機構「軟弱地盤技術指針」によれば、軟弱地盤を示すN値は10以下ですが、辺野古の海底ボーリング調査の結果では、N値=0の場所も多く存在します。つまり、地盤とはいえない泥状の海底の上に基地建設は到底できないということです。なのに、その場所に基地を建設することを推し進める安倍内閣。仮に基地ができたとして、その地盤が軟弱過ぎて崩れた場合、米軍兵にも多大な迷惑をかけ、米国との関係性が悪化する可能性だってあります。こういったリスクマネジメントも大切ではないかと思うのですが、、、

 引き続きこの件については情報収集を行い、注目していく必要がありますね。

 

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3月6日 全国一斉労働相談ホットラインします。

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 3月6日の10時~20時に全国一斉労働相談ホットラインをします。

 今現在の「しんどいな」、「おかしいな」と感じることや、職場内でハラスメントを受けているなど、相談したいけどどこに相談したら良いかわからない。そういった方はぜひご連絡ください。フリーダイアルにかけると、自分の住んでいる地域のホットラインに繋がります。

 もちろん、この日に限らずいつでも相談のご連絡を受け付けていますので、お待ちしておりますね。

 

 8時間働いたら暮らせる社会を36ホットライン

 ~許すな!不当解雇・雇い止め・契約打ち切り 困ったときは位すぐ相談~

 

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16日のイベントは盛りだくさん

 2月16日(土)は勤労会館にて集会と交流会がありました。

 

 午後の部で行われたのは、国民春闘兵庫県共闘委員会主催の春闘決起集会です。

 今、全国様々な労働組合で取り組まれている春闘ですが、賃上げを基本に様々な支部の要求を実現するため闘われています。集会の学習会では、全労連 労働法制中央連絡会・事務局長の伊藤 圭一さんをお招きし、19春闘をめぐる情勢と労働組合のとりくみについてお話いただきました。4月には大企業で、来年4月からは中小企業でも導入される労働法制改正についてが主な内容でしたが、今回の改正について、労働組合として要求したことが少なくとも導入されており、闘った成果が反映されている部分についても説明がありました。しかし、成果が反映されていると言っても、それをしっかり成立させるためには労働組合と使用者との間でしっかりと新36協定を締結する必要があることも言われていました。

 残業については、なくなると残業代が減り給料が減るといった考え方もあるかと思いますが、その残業を規制しその代わりに給料の底上げを訴えることが大切で、残業代がなくてもちゃんとした給料がもらえることこそ、人間らしい生活をし、自分の時間や家族との時間を大切にできると思います。

 労働者が団結することが、今一番求められていると思います。みんなで春闘を頑張りましょう!!

 

 夜の部では、兵庫労連青年実行委員会主催で異業種交流集会&新年会を行いました。昨年の6月に最賃アクションに合わせてスポーツ企画を行って以来で、正式には初めての企画となりますが、当日は事務局を除き38名の方が参加して下さいました。

 オードブルやピザ、アルコールを片手に自分の知らない他職種の仕事内容について聞いたり、共通の話題などを話して大いに盛り上がりました。当日は高教組、医労連、JMITU、全港湾、自治労連など多数の組織から青年が集まりました。参加された方からは、次回の企画も参加したいという意見も聞かれました。実行委員会で次の企画について決めて行きたいと思いますので、次はさらに多くの方に参加していただけると嬉しいです。

 交流会の後の二次会にも14名参加され、みんなで語り明かしたとかなんとか、、、

 青年の力でぜひ組合を、全国を盛り上げていきたいですね!!

 

 そんなこんなで、16日は大忙しな1日でした。この盛り上がり、流れを力に変えて今年も頑張って行きましょう!!

 
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全国組織拡大交流集会が開催されました。

 2月13(水)~14(木)に東京 全労連会館にて、全国の組織拡大交流集会が開催されました。全国各地の方と交流でき、特別報告で活動が前進している組織の話を聞くなどでき、非常に勉強になりました。

 

 今年の4月には労働法制改悪、新36協定の締結のためには、労働組合過半数を獲得している必要がある。名目上は残業規制といわれていますが、特別条項を結ぶことで残業時間の上限を上げるなど、今まで大きく変わらない制度であり、この制度をうまく利用しわたしたちの労働を守り、週40時間・1日8時間の基本的な部分を徹底できるようにするためには、仲間を増やすしかない!そう感じました。

 

 集会では、今年から学習の方法に工夫を加え、新36協定の市民講座を実際に体験してみたり、自分の労働組合の素敵なところをグループで話し合うなど、ワークショップ形式での学習があり、自ら体験し学ぶ内容となっていました。非常におもしろかったです。

 

 夕食交流や夜交流などでは、全国の青年の話を聞かせてもらったり、自分の話を聞いてもらうこともでき、たくさんの意見交流もできました。兵庫労連では、青年の活性化を目標に青年委員会も発足しています。様々な視点で組織拡大を行っていきたいと思います。

 

 勤労統計調査の偽造・ねつ造などが問題となっていますが、わたしたち労働者がしっかり学び、そして自らの意思を表明することが自分を守ることに繋がります。今年は統一地方選挙参議院選挙(もしかしたら衆参ダブル選挙になるかも?)など、わたしたちの意思をしっかり示すためのイベントが控えています。

 よくわからないから選挙に行かない、ではなく、少なくとも投票には必ず行きましょう。ちょっとニュースや新聞を見て、自分の思いを叶えてくれることろはどこなのかを知った上での投票も大事です。

 このブログでは、こういった情報も少しでもお届けできればと思います。次回記事をお楽しみに!

 

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「改定入管法」問題学習会に参加してきました。

2月10日に新長田ピアザビルで開催されました。

 昨年12月8日、たった10ヶ月の期間で十分な審議もされずに成立したこの制度。

 

 今、日本では外国人労働者の方が多く働いており、統計によると約146万人もの方が日本にいます。留学、技能実習生として受け入れをしていますが、学習会の中では過酷な労働環境を知ることができました。

 学習会は、前半は神戸大学の斉藤先生の、後半は神戸外国人救援ネットの草加さんのお話を聞きました。

 

 斉藤先生はバリバラ(バリアフリーバラエティー)という番組に出演、実際に先生が介入した事例について見ました。技能実習として、婦人服や子供服をつくるという目的できたが、実際はタオルを縫うばかり。会社からは、仕事について聞かれたら「婦人服や子供服を作っていると言え」と言われ、仕事は7:00~22:00、休憩は昼に15分・夜に30分でその時間内に食事を作って食べなければならず、トイレは3時間ごとに決められたタイミングでしか行けない。といった実態がありました。

 

 草加さんからは外国人労働者を受け入れなければならない、日本の現状について教えていただきました。日本の合計特殊出生率が2017年統計で1.43%まで低下しており、人口減少の結果、労働者が不足しているために外国人労働者を受け入れなければないことなどのお話がありました。リーマンショックの時に、24時間営業ができなくなった産業やイチゴができているのに摘み取れないなどの事象が起きましたが、それはなぜか、、、様々な分野で外国人の方が活躍しており、その方たちがリーマンショックの影響で一斉に国に帰ったことで労働者が減少した結果だとのこと。

 

 日本に夢を抱いて、勉強したくて、多大な借金をしてまで技能実習生としてきているのに、実際は勉強どころか借金も返すことができず、学びたいことも学べず、地獄のような労働時間で働かせ続けられる。こんなことがあっていいのでしょうか?

 

 兵庫労連としては、この学習会の開催などプロジェクトの一団体として参加しているので、引き続き学習などを考えていきます。また、このブログの中でも企画のご案内等させていたできますので、よろしくお願いします。

 

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